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中国語が全く話せない状態から3ヶ月語学学校に通ったら、中国語はどれくらい話せるようになるのか

こんにちは。an-miです。台湾で中国語を勉強し始めて早くも3ヶ月が経ちました。中国語初心者が3ヶ月学校に通うとどれくらい中国語ができるようになるのでしょうか。あくまで私のケースですが、台湾で中国語を勉強しようと考えている方の参考になれば幸いです。

 

台湾で中国語習得

 

来台前の中国語レベル

実は大学生の頃に、第2言語として中国語を専攻していました。中国語を専攻していた理由は一つ。
「単位が取りやすいから」
私の大学では、第2言語として英語以外を選択しなければなりませんでした。中国語以外には韓国語・フランス語・ロシア語などがあるのですが、この中で一番単位が取りやすいと言われていたのが中国語(通称:チャイ語)です。
つまり、単位が取りやすいというだけで勉強していたので、もちろんやる気もなく、先生が優しいおかげで単位が取れたようなものです。そして、当時私が勉強したのは中国語の中でも「北京語」。台湾と違い、簡体字で、舌巻き発音の多い、今勉強している中国語とは全く別物のものです。
しかも、そのやる気のない中国語を勉強していたのも5年以上前のことです。
つまり台湾留学前の私の中国語レベルは、「シェシェ」「ニーハオ」しか知らない初心者と変わらないレベルでした。


中国語の授業内容

まずは、語学学校で学習した中国語の授業内容をご説明します。
台湾大学語学学校に入学して初心者が習う内容は、主に以下の内容です。

 

使用教科書:新版実用視聴華語1


・挨拶
・基本文法(SVO)
・量詞
・動詞の程度(〜得很好など)
・時間(年月日、時刻)
・期間(何ヶ月、何年など)
・場所(at〜)
・現在進行形(be 〜ing)
・現在完了形(have been done)

授業は毎日50分授業+10分休憩×3、の計3時間です。教科書は中国語と英語で構成されています。

師範大学は台湾大学とは違う教科書を使用しています。師範大学に通学されている方とは多少勉強している範囲は違うと思います。


クラスの雰囲気と授業の進め方

次に、クラスの雰囲気と実際の授業の進め方をご紹介します。私のクラスの場合なので、先生によって授業の進め方は違います。

クラスの雰囲気

私のクラスは合計7名で、日本人は私のみです。アジアが2名ヨーロッパ3名アメリカ2名という内訳です。
他のクラスを見ても、日本人はクラスに1、2名いる程度です。他のクラスを見ていると、どうやら日本人は春入学が多いようで、春から留学しているであろうレベルのクラスは日本人比率が高めでした。逆に言うと、春以外の学期から入学すると日本人は少なめです。多くてもクラスに日本人2人、日本人が全くいないクラスもあります。

クラスメイトは、わからないことがあったり発表するときは、積極的に手を挙げている人がほとんどです。クラスメイトは大学生から30代くらい、そして、退職後に中国語を勉強しにきた人もいたのですが、どの年代の人も積極的でした。
もちろん質問するときは、可能な限り中国語で話して、知らない単語やわからない文法だけ英語で質問する。といった形です。
というのも、私の先生は基本的に授業中は英語を話すのが禁止だったからです。
最初は全て英語で質問していたのに、授業の終盤になるにつれて中国語で質問できるようになるのは、とても感動的ですよ!


私たちの先生は女性で、とても気さくな方です。授業時間が終わっても、その日の授業が終わっていなかったら、授業を延長して講義をしてくれます。早くその日のカリキュラムが終わったからといって、早く授業が終わることはありません。
授業料を払っている身としては、これは嬉しい対応です。

学期が始まる前にオリエンテーションがあり、そこで先生が授業に来なかったら、その日の授業はなし(!)という説明を受けましたが、一度もそんなことは起こりませんでした。

また、私の先生はたまたま日本好きで簡単な単語だけ日本語を話せる人でした。ですが、日本語を話せる先生はほとんどいないと思います。スタッフも同じく、日本語を話せる人は師範大学と比較するととても少ないでしょう。

休憩時間は、先生も混じって冗談を言い合うなど、和気あいあいとしていました。クラスメイトはそのときによって違うのでなんとも言えませんが、先生はクラスのみんなが仲良くなるように取り持ってくれていました。当たりの先生だったと思います。

 

授業の進め方

授業はほとんど中国語で行われます。とはいえ、初心者クラスなので、いきなり中国語を話されても理解できません。そこで、授業の初めの方だけ先生は英語で解説をしていました。ただし、すべて英語を話すわけではなく、最初は中国語で、次に英語で説明を行います。

授業が進むと、だんだん生徒の語学力も上がってきますので、説明をするときや質問に応答するときは、今まで授業で行った中国語で説明してくれます。
授業で習った中国語で説明してくれると、「ああ、あのとき授業で習った中国語はこういうときに使うんだ!」と参考になったものです。

授業の進め方は、予習→授業→宿題→1レッスンごとにテスト→中間テスト→期末テスト
という流れでした。
授業や教科書では英語が使われることが多々ありますので、英語が全くできない人は予習をしっかりしていくべきです。

ただ、この最初の3ヶ月は日本人にとって比較的簡単な内容なので、どんどん予習していくといいと思います。

私のクラスの宿題量は多くないように感じました。(ただ、他のヨーロッパの人は多い多いと嘆いてました。日本人の私は漢字を書くのに苦労しないので、宿題をすぐに終わらすことができます。漢字を使わない国の人は文字を書く自体に時間がかかるので、宿題が多いと嘆いていたのだと思います。)

 

実際どれくらい中国語レベルが上がったのか

台湾での買い物

最初はちんぷんかんぷんだったのですが、中国語だけで買い物や料理の注文ができるようになりました。もちろん買い物に慣れた。ということもあります。
ただし、台湾の料理名の大半は読み方を知らないので、未だに半分くらいは「これください」で注文しています。

 

台湾人との会話

私は授業以外に、台湾人と中国語でメールのやり取りをずっとしていました。最初は英語や中国語の簡単な単語だけでメールしていました。2ヶ月目くらいから、ただ単語を並べるのではなく、簡単な文章でメールを打てるようになりました。
とはいえ、まだぺーぺーなので、相手からのメールはLINEの翻訳機能を使って翻訳したり、単語を調べたりしながら読んでいます。

会話力は、正直に言って伸びていないのが現状です。文章はまだ大丈夫なのですが、実際の会話になるとすぐに返事ができなかったり、何を言っているのか見当もつかないことがほとんどです。
会話の意味がわかっても、どう返事したらいいのかわからなかったり・・・。
台湾人の会話はスピードが早すぎます〜。

習得率

ビジネス中国語ができて初めて、中国語を完全に習得できたと私は考えているので、中国語習得レベルを100%と考えると
リーディング力は5%程度でしょう。またスピーキング力は3%程度でしょう。リスニング力もスピーキング力と同じく3%程度だと思います。

*あくまで私見です。


会話力が弱い原因は、普段中国語を使う機会が語学学校の中だけに限られていることに原因があります。

学校で勉強する中国語は「マンデリン」。つまり、中国語の共通語です。
台湾人が普段話している発音と少し違うのです。私は先生やクラスメートが話している中国語に慣れているので、どうしても知っている単語も台湾人が話すと聞き取れないことが多々あります。
(話しても通じないこともありますが、これは単純に私の発音が悪いだけ)


どうしても中国語を知らないと、台湾人と話すのが億劫になってしまいます。また、相手が日本語や英語を話せてしまうと、どうしてもそちらで話してしまいます。

まとめ


よくフィリピン留学で英語を3ヶ月で習得する!という広告を目にしますよね。実際に、フィリピン留学した人に聞いても、人によってはたとえ1ヶ月だけ留学したとしても、そこそこしゃべれるようになるようです。
それは私たちが中学生の頃から義務教育で英語を勉強しているので、3ヶ月だけ勉強してもある程度しゃべれるようになるのでしょう。

一方、中国語は違います。まったく1から勉強するので、正直に言って全くの中国語初心者は3ヶ月だけでは中国語は習得できません

3ヶ月だけ短期留学を考えている方は、ある程度日本で勉強してから留学する必要があると思います。

中国語も日本語も漢字を使うからといって、中国語は楽勝!と安心していたら、足元をすくわれますよ。
日本にはない漢字がたくさんありますし、何より発音も文法も全く違います!

とはいえ、日本人にとって中国語は勉強しやすいのは事実です。個人的には英語より勉強しやすいと思います。まじめに勉強すれば、たった一年でかなり話せるようになるのではないかと思います。